移動式クレーンの技能講習ってどんなもの?
資格を持っていなくても、技能講習を受けることで移動式クレーンの操作が可能です。
今回は、この技能講習について調べてみました。
▼移動式クレーン運転士資格と技能講習の違い
移動式クレーンを操作するには、「移動式クレーン運転士」の資格が必要です。
この資格を取得するには、実技と学科の両方の試験をパスしなければならないと、労働安全衛生法施行令が定めています。
ただし、移動式クレーン運転士免許が必要になるのは、荷物が5トン以上の場合です。
荷物が5トン以下であれば、技能講習を受けることで、移動式クレーンを操作してもよいことになっています。
■移動式クレーンの技能講習の内容
移動式クレーンの技能講習では、学科と実技の両方を受講します。
以下が、それぞれの講習の主な内容です。
[学科]
・小型移動式クレーンに関する知識
・小型移動式クレーン運転技能講習に係る原動機および電気に関する知識
・小型移動式クレーン運転のために必要な力学に関する知識
・関係法令
[実技]
・小型移動式クレーンの運転
・小型移動式クレーン運転のための合図
すでに何らかの資格を持っている場合は免除される講習があります。
この場合、講習時間は最短で16時間です。
何も免除される資格を持っていない方の受講時間は20時間ですので、受講前に確認しておくといいですね。
▼まとめ
携わる仕事で扱う荷物は5トン以下のものだけだとしたら、技能講習を受けるだけでクレーンの操作ができます。
清須を拠点に電気設備工事を手掛ける弊社では、若い人材を
募集中です。
働きながら資格の取得も可能ですので、ぜひご検討ください。